「次の就転職では失敗したくない!」そうお考えの方にぜひ行って欲しいのが「施設見学」。職場環境がどんなものか知ることができる絶好の機会です。今回はそんな「施設見学」で忘れずにチェックしてもらいたいポイントをご紹介します。
部屋の明るさは適切か?
施設に入ってすぐに見るポイントとしては、施設の明るさです。日差しがあまり入ってこず施設の照明も暗い施設は、心なしか職員の雰囲気も暗い印象を受けますし、2011年に参天製薬が行った調査では、「職場が暗くなって会社に行くのが億劫になった」という人が16%にも登っており、職員の意識に影響を与えそうです。また、電球が切れているにも関わらず取り替えられていない場合は、そこまでの余裕が無い施設と判断できます。
嫌な臭いはしないか?
介護施設なので臭いがあるのは仕方ないところではありますが、「あまりにもくさい」と不快感を感じたら注意が必要です。職員の衛生管理が不十分だったり、人手不足で掃除まで手が回らない、といったケースが考えられます。
担当者の雰囲気は良いか?
施設を案内してくれるのは、施設長や副施設長、リーダーなど、職員の上に立って現場をまとめる方が多いです。介護施設の雰囲気や人間関係は上長に左右されると言っても過言ではありません。見学者への対応はもちろん、実際に働いている方や利用者様への接し方はどうか?しっかり見ておきましょう。
あいさつはきちんとしているか?
施設見学に行くと、多くの職員の方とすれ違うと思います。その際、しっかりと笑顔であいさつしてくれる施設は◎です。利用者様のご家族がいらっしゃっている場合は、ご家族に対してもきちんとあいさつをしているか確認してみましょう。職員の意識のレベルは、あいさつで読み取ることができます。
環境は整備されているか?
施設内の掲示物が古い、物が乱雑に置かれている等、環境がきちんと整備されていない場合、そこまで職員の手が回らない、人員的に余裕がない、と読み取ることができます。利用者様のケアと比べると業務の優先順位は下がるので、環境整備は余裕がないと後回しにされがち。細かいところまで配慮ができているかどうかも、施設を見極めるときのポイントになります。
スタッフ間でコミュニケーションはとれているか?
進捗報告や、利用者様の変化での気付き、業務のお願いetc…職員同士が話しているシーンに遭遇したら、注意して観察しましょう。話し方や表情で、職員の人間関係や、雰囲気などを把握することができると思います。ギスギスした印象を受けたり、楽しそうに見えても業務に関係しないことで騒いでいるような場合は、良い人間関係を築いているとは言いにくいでしょう。
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