「日本人のきめ細かい“カイゴ”を、世界に輸出することが夢です。」(介護男子 エントリーNo.9/インタビュー)

介護男子グランプリ 「日本人のきめ細かい“カイゴ”を、世界に輸出することが夢です。」

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エントリーNo.9 古賀 広太さん(39歳)
出身:東京都 勤務:株式会社えがおケア(代表取締役)

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介護の仕事をはじめたきっかけは?

 元々は服飾系の専門学校に通っていて、20代半ばでイタリア留学を経験しました。しかし自分のブランドを立ち上げるも上手くいかず、30歳で服飾業界から離れることにしたんです。そこからは借金を返すために必死で働きましたね。そして返済が無事終わり、新たな挑戦をしたいと考えた結果、訪問介護の会社を立ち上げることを決めました。
 訪問介護を選んだ理由は、まず5年前に父と祖母を亡くした時、何もできなかったという悔しさがずっと残っていたのが1つ。
 2つ目は、戦後の焼け野原から日本を復興させた方々が寂しく死んでいく、そんな社会は嫌だな、変えていきたいなという思いでした。20代に海外を旅していて、日本はとても安全で良い国だなという実感がありましたから。

介護のどんなところにやりがいを感じますか?

 やっぱり「ありがとう」という言葉と「笑顔」じゃないでしょうか。今まで色々な仕事を経験しましたが、こんなに直接「ありがとう」に触れられる仕事ってありません。
 僕は前向きというか、困難なことでも見方を変えて楽しむことができます。その辺は介護に向いているかと思います。
 例えば難しそうと思われがちな認知症の方の介護も面白いんですよ。覚えていないから毎回同じことをおっしゃるんですけど、日によって対応を変えてみるとその人のツボが見えて上手くコミュニケーションがとれるようになってくる。失敗することもありますけど、何回でも関係性を築くことができるんです。

介護への熱い想いをどうぞ!

 介護職って賃金も低いし、離職率も高い。ですから自分の会社では、利用者さんやご家族の方はもちろん、職員も幸せになることを目指しています。ゆくゆくは区内で一番給料の高い事業所にしていきたいです。
 加えて、海外に「カイゴ」を輸出したいという夢もあります。今は成長事業ですけど、日本も20年30年したら高齢者の方は減っていくので、中国やインドのような人口の多い国で介護事業を展開していきたいです。日本人のきめ細かい介護はきっと海外でも受け入れられると思うんですよ。「MOTTAINAI」や「おもてなし」のように「カイゴ」が世界の共通言語になったら面白いですよね。

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