「最期の生活が楽しいものになるように、一生懸命関わりたいです。」(介護男子 エントリーNo.5/インタビュー)

介護男子グランプリ 「最期の生活が楽しいものになるように、一生懸命関わりたいです。」

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エントリーNo.5 村田 晃祐さん(24歳)
出身:神奈川県 勤務施設:レストヴィラ北鎌倉

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介護の仕事をはじめたきっかけは?

 祖母が亡くなったのがきっかけです。おばあちゃん子だったのに、生前何もしてあげられなかったので、何かやれることないかな?と思っていて。ちょうど転職を考えていたタイミングだったので、ハローワークで介護の求人を見つけた時に「これだ」と思いました。資格は無かったけど、どこまでやれるのか挑戦してみようと飛び込んだんです。
 今年で介護職暦は5年。高校を卒業してすぐに就職した別の仕事は、自分に合わなくて辞めてしまったので、この介護の仕事は長く続けられて嬉しいです。

介護のどんなところにやりがいを感じますか?

 介護職に就いて色々なものを見て感じたのは、僕たちが携わっているのは、一人ひとりの入居者にとって「人生の物語の、最期の場所」だということです。
 だから、毎日接する中で、入居者が楽しく生活できるように、できる限り一生懸命関わりたいなと思っています。
 仕事を始めて間もない頃、自分が関わった人が翌日急変して亡くなるという体験をしました。最後に会った時、何やってたっけな、もっとできることあったかもしれないな…と少し後悔が残って。それからは、「接し足りなかった」と後悔しないようにしていきたいって強く思いました。
 家族でもない自分たちが、最期に関わらせていただく中で何ができるのか、をいつも考えながら仕事をしています。

介護への熱い想いをどうぞ!

 今、自分の中で課題にしていることは2つあります。
 1つは、後輩たちへの介護技術の指導方法。一人ひとりの個性に合わせて、理解に差が出ないように教えるのは難しくて。日々模索しています。
 もう1つは、この施設の今までのやり方を守っていくことも大切だけど、入居者のためにできることをもうちょっと拡げていけたらと思っています。
 夏の納涼祭では、5年くらい続いている伝統の出し物“ソーラン節”があります。毎年、先輩から教わったことを次の代へ継承します。一見、ケアの仕事とは関係ないようにも思えますが、こういうイベントでもやり方を色々と工夫して、受け継ぐものを作りつつ、入居者をいかに楽しませるかを考えながら取り組んでいきたいです。

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