サービス提供責任者の仕事内容が知りたい!

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サービス提供責任者の仕事内容が知りたい!
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「サービス提供責任者ってどんな仕事をしているの?」、「サービス提供責任者のやりがいって?」など、サービス提供責任者に関する疑問にこたえる新連載がスタート!
訪問介護事業を運営する“ちーむしえんあどぼかしー”で、サービス提供責任者を務める大塚さんに仕事の魅力について伺います。
第1回目は、基本中の基本、サービス提供責任者の仕事内容についてです。

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現場サービスから管理業務まで。サ責の仕事は幅が広い


ーサービス提供責任者(以下サ責)とはどのような仕事なのですか?

サ責の仕事は、「現場サービス」、「書類作成」、「管理業務」の大きく3つに分けられると思います。

まず「現場サービス」ですが、これはヘルパーと同様に利用者さんのお宅に訪問し、身体介助や生活支援を行います。ヘルパーが休みの時は代理で訪問しますし、私自身も30名程の利用者さんを担当しているので、現場サービスはほぼ毎日行っていますね。サービス時は、目の前の業務にただ集中するのではなく、前のサービスや後のサービスとの流れに問題は無いか、週間や月間の介護目標と照らし合わせた場合の進捗はどうか等を考えながら進めています。
あとは初回訪問にサ責が同行すると加算される仕組みになっているので、必ず入るようにしています。


二つ目は「介護プランの作成」です。介護プランは『アセスメント』⇒『訪問介護計画書作成』⇒『指示書の作成』⇒『モニタリング』という4つの工程を経て作成、改良しています。

第1工程の『アセスメント』は、サービスの契約・開始前の事前訪問の際に行う、利用者様の情報収集・記録をさします。この時集めた情報は、後の『モニタリング』の際の評価にも使用する大切なものです。基本は訪問し、利用者様とご家族との面談にて行います。心身状況はもちろんのこと、 住居の環境や生活への希望・要望等をICFを活用して記録します。

第2工程の『訪問介護計画書作成』ですが、「訪問介護計画書」とは、サービス内容や介護目標を利用者様に明示し同意を得るために作成される書面で、上記のアセスメントで取った情報をもとに、必要なサービスと支援目標等を打ち出しています。ケアマネジャーの作成するケアプランに沿った内容である必要があるため、勘案していただくこともあります。 完成した計画書について利用者様の同意を得てはじめて、サービスが開始するという流れになっています。

第3工程の『指示書の作成』は、ヘルパー達にサービス内容を伝えるための書類の作成を指します。

第4工程の『モニタリング』は、サービスの効果・進捗や利用者様の状況を、一定の期間内で確認し、評価するものです。アセスメントや以前のモニタリングから変化があり、介護目標やサービス内容の変更の必要があれば、計画書や指示書を作り直していきます。これも基本的に訪問して利用者様との面談にて聞き取りをし、記録を残していきます。


三つ目は「管理業務」です。特にシフトの作成に時間がかかりますね。ヘルパー、ご利用者、ご家族などの支援者達の希望をすり合わせてスケジュールを組んでいくので、中々調整が難しいですね。他には、新人さんがはじめて現場に入る時には同行し、サービス内容が理解できるよう指導を行うことがあります。

「チームケア」に気付いてからは思い悩むことが無くなった

ー仕事内容がかなり幅広いんですね。求められるスキルも多岐に渡ると思うのですが、サ責になるまでの苦労や不安というのはありましたか?

私は介護職員基礎研修を修了していたため(※)、現在の事業所に就職時点で「来年にはサ責になってもらうからね」と言われていまして。はじめから決まっていたんですね(笑)。ですからサ責になるために苦労した、ということはありません。ただ、未経験からヘルパーの仕事を覚えつつ、先輩と一緒に担当者会議に出席させてもらったりしながら、サ責として必要な知識も同時進行で勉強するのが少し大変だったかもしれないですね。介護保険から区の独自の制度まで知っておくべき情報が多岐に渡りますので。まあ、それも苦労というのとは違うと思うのですが。

(※介護職員基礎研修修了者は、実務経験が無くてもサ責になることができる。
基礎研修以外に、実務経験が無くてもサ責になることができる資格は、「介護福祉士」、「ホームヘルパー1級」、「実務者研修」。 実務経験3年以上が求められる資格は、「ホームヘルパー2級」と「介護職員初任者研修」。)

不安というと、「自分のような若者が、ヘルパーの監督や指導はできるのか、良いサービスをつくっていけるのか」という思いはありましたね。それまではヘルパー経験どころか社会人経験も十分にありませんでしたから。しかし実際にやってみて分かったのですが、サ責の仕事って、1人ではなくチームで行うものなんですよ。ヘルパーやケアマネ、医療スタッフ、会社の仲間や他の事業者の方などが一丸となり、チームで利用者さんと向き合うんですね。

はじめは1人で全部何とかしようと気負ってしまっていたのですが、「今の自分で精一杯できることをやろう」と、良い意味で開き直ることができたんです。最初は何ができるか分からなくて本当に不安でしたが、切り替えができてからは、すごく悩んだり気を落とすということは無くなってきましたね。

プロフィール画像 プロフィール

大塚 瑞生“ちーむしえんあどぼかしー/team shien m.a”にてサービス提供責任者を務める。介護職員基礎研修を修了後、「自宅で最期を迎えたい」と考える方を支援するために、2013年6月に現在の訪問介護事業所に入所。10ヶ月間ヘルパーとして経験を積んだ後、2014年4月から現職に。

介護職netコラムについて介護職netコラムでは、介護職netに掲載している求人情報からの情報と、編集部が集めた情報を元に記事を作成しています。

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